ステレオファイルをモノラル2本のファイルに分けたいときって、よくあると思います。
実は、Cubaseでは簡単に分割する方法がありません。
ちょっと工夫してみたので、まぁ読んでみてください。
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読み込み時に分ける
もっともスマートかつ確実な方法です。
ファイルを読み込むときに出てくるダイアログで
”チャンネルを分割”にチェックを入れるだけです。
これで、下記の画像のようにモノファイル2つとして読み込まれます。
しかし、「分けたい」と思った時点で、すでにステレオファイルとして読み込んだあとだったりするので、あまり役に立ちませんね。
書き出しなおす
チャンネルを分割して書き出しなおすのもありです。
この設定で書き出しを実行すると、以下のように左右分かれて読み込まれます。
めんどうですが、確実です。
マクロで工夫してみる
- 分割したいイベントとそのトラックを選択する
- 先ほど組んだマクロを実行する
- “新規バージョン”にチェックを入れ”左チャンネルのみ(モノミックス)”を選択して処理を実行しましょう。
- もう一度同じ画面が現れますので、次は”右チャンネルのみ(モノミックス)”を選び実行しましょう。
- 次は、手順3と4で作られたファイルがプール画面で選択された状態になります。
- 変換オプションがすでに立ち上がっていますので、下記の設定通りにして実行しましょう。
- ごらんの通り、左右に分かれました。
マクロを組むのが大変なのですが、一度組むと楽です。
プロジェクト設定によっては、レベルが変わるかもしれません。
左右で同じ波形を分割する場合
スネアやキックなど、モノラルでいいのにステレオファイルになっていることあると思います。
- イベントを選択した状態で、”Audio”内の”選択イベントをプール内で検索”を実行しましょう。
- プール内で既に選択されていますので、右クリックから”ファイルの変換”を実行しましょう。
- 下記の画像のようにして実行しましょう。
- ごらんの通り、モノラルに変換できます。
”変換”という言葉が気持ち悪くて使いたくないでしょうが、逆位相にするとちゃんと無音になるので
大丈夫です。たぶん。
こちらも、プロジェクト設定によってはレベルがかわるかもしれません。
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おわりに
さほど複雑な処理でもないので、いい加減実装してほしいな。