OhmStudioには、他の無料DAWと違って「同時録音数制限」がありません。
つまり、オーディオインターフェイスに入力できる数だけ録音できるので、ドラムの録音ができちゃいます。

しかしながら、書き出しはoggファイルでしか書き出せない結構辛い制限もあるのですが、
ちょっとした応用で、他のDAWにWAVファイルを渡せます。
やってみましょう。


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オーディオ入出力の設定

まず初めに、オーディオインターフェイスの入出力の設定をします。

  1. 「Edit」内の「Preferences」を開きます。
    2017-02-01_10h58_31
  2. 「Audio」タブ内の「AudioInputs」の横にある「+」ボタンを必要な数だけ押します。
    2017-02-01_11h05_54
  3. ch1は1、ch2は2と、それぞれに入力チャンネルを割り振ります。
    2017-02-01_11h05_54
  4. ステレオ入力を作る場合は赤枠内の上矢印をクリックして、2チャンネル分割り当てます。
    2017-02-01_11h10_40
    2017-02-01_11h11_21
  5. 出来たら「Apply」をクリックして終了しましょう。
    2017-02-01_11h13_04

これで、入出力の設定は完了です。


トラックを追加してインプットを割り振る

  1. 必要な分、トラックを追加します。
    2017-02-01_11h14_09
  2. 赤枠内のインプットセレクト欄をクリックして、それぞれに個別にチャンネルを割り振ります。
    2017-02-01_11h15_35

これで各トラックに、入力チャンネルを割り当てられました。

2017-02-01_11h16_35


最後に「Shift」を押しながら録音ボタンをクリックして、録音したいトラックをRec待機モードにしましょう。
2017-02-01_11h18_43


録音する

  1. キーボードの「R」を押して録音モードにします。
    2017-02-01_11h19_59
  2. 「Space」を押せば録音が開始されます。
    2017-02-01_11h20_44
  3. もう一度「Space」を押せば、停止します。
    2017-02-01_11h21_56

ご覧の通り、4トラック同時に録れました。

次は、他のDAWにデータを渡す手順を説明します。


WAVファイルの場所を確認する

OhmStudioの無料版は「ogg形式」でしか書き出せません。
なので、WAVファイルで個別に書き出して、他のDAWでミックスダウンするといったことが
通常は出来ません。
しかし、録音自体はWAVでしっかり録れていますので、それを探してみましょう。

  1. 「Edit」「Preferences」を開きます。
    2017-02-01_10h58_31
  2. 「Advance」タブを開く
    2017-02-01_11h26_07
  3. 赤枠で囲んだフォルダに、録音データが格納されています。
    2017-02-01_11h26_39


早速その場所を見てみましょう。

録音ファイルを探す

ご覧の用に「blobs」「main」「peaks」という3つのフォルダが存在します。
2017-02-01_11h27_41

その中の「main」フォルダを開くと、その中にデータが格納されています。
2017-02-01_11h29_49

ファイル名が英数字の羅列ですね。どれがどのデータか分からなくて困るのですが、
「作成日時」を見てください。

2017-02-01_11h29_49

作成日時が「2017/02/01 11:20」のファイルが4つあります。
コレが先ほど4トラック同時に録音したデータです。

同時に録音したデータは、当然ながら作成日時が同じです。

これならば、WAV形式なのでoggでしか書き出せない制限はクリアできます。

他のDAWで開いてみましょう。


Cubaseにインポートする

2017-02-01_11h42_13

当たり前ですけど、普通に出来ます。

あとは1トラックずつ、耳で聞いて確認しながら「OH」とかリネームすればいいと思います。

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おわりに

OhmStudio自体は、32bitしかないし、開発が止まっているようなので、
メインDAWとしてはあまりオススメできませんね。
しかし、無料版DAWとしては脅威の多重録音ができるDAWなので、
持ち歩き用のDAWにはぴったりではないでしょうか?
使い方も簡単なので、StudioOneの制限に苦しんでいる方は是非試してみてください。