コンプレッサーの説明第二回です。
前回の記事で、コンプレッサーとは”大きな音を、小さく圧縮するもの”と書きました。
どこからが大きな音で、どこからが小さな音なのでしょうか?
今回はその設定を決める、THRESHOLD”というパラメータについて説明します。


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THRESHOLDとは?

THRESHOLD(スレッショルド)とは、コンプレッサーが
圧縮を開始し始める音量を決めるパラメータです。
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この画像の場合、「-10db」の音量より大きな音量を小さく圧縮します。


たとえば、下記の画像だと「-25db」より大きな音を圧縮する設定になります。
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THRESHOLDの値がゼロの場合は、圧縮はされずに「コンプレッサーがかかっていない」状態になります。
2017-09-24_18h19_12

機種によっては0dbを超えた音を圧縮してくれるかもしれません。


Gain Reductionメーター

コンプレッサーには”Gain Reduction(ゲインリダクション)”というコンプレッサーのかかり度合いを表すメーターが備わっています。
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信号がコンプレッサーに入力されていても、音量がTHRESHOLD以下ならば
コンプレッサーは作動せず、Gain Reductionメーターは動きません。
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反対に、音量がTHRESHOLD以上ならば
コンプレッサーは作動して、Gain Reductionメーターが動きます。
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しかし、音量がTHRESHOLD以下なのに、Gain Reductionメーターが動いて
コンプレッサーが作動するときがあります。

Knee(ニー)

THRESHOLDで定めた値より、小さな音量からコンプレッサーが作動する機種もあります。
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これは、THRESHOLD付近での急な音量変化による不自然さをさけるため
THRESHOLDより少し前から緩やかに作動していることを表しています。


こういった状態を”ソフト・ニー”と呼びます。

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反対に、THRESHOLDポイントから直線的にコンプレッサーが作動する状態を
”ハード・ニー”と呼びます。

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ハード・ニーの場合は、THRESHOLDポイント直後から急に圧縮が始まります。


また、ソフト・ニーかハード・ニーかどちらかを選べるスイッチがついた機種もあります。
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おわりに

今回は、コンプレッサーのTHRESHOLDというパラメータについて解説しました。
次回は圧縮率を決める”Ratio”について解説します。


じゃ