今回はコンプレッサーの圧縮率を決める”Ratio”について解説します。


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Ratioとは?

Ratioとは、THRESHOLDを超えた音をどれぐらい圧縮するか決めるパラメータで、「4.00:1」などのようにあらわし「4対1」と読みます。

「4.00:1」の場合、THRESHOLDを超えた音を1/4の音量に圧縮するという意味です。

実際に波形で見て見ましょう。


「2.00:1」の場合

THRESHOLDを超えた音を1/2にする設定です。
2017-09-24_20h36_08


波形を見てみましょう。
2017-09-24_20h36_43

音量差は小さくなりましたが、まだ音量の大小は残っています。
音量の平均化としては、マイルドな設定です。

次は4.00:1です。

「4.00:1」の場合

Ratioを4.00(付近)にします。
2017-09-24_20h39_09


波形を見てみましょう。
2017-09-24_20h40_00

いかがでしょう?かなり音量差がなくなりました。
音量の平均化としては、このあたりが妥当かと思います。

次は「8.00:1」です。


「8.00:1」の場合

コンプレッサーの写真は割愛します。
波形を見てみましょう。
2017-09-24_20h42_29

もうほとんど音量差はありませんね。
よく言う「ぶっ潰す」という表現はこのあたりからでしょうか。

思い切り行きましょうか。「50.00:1」です。

「50.00:1」の場合

波形を見てみましょう。
2017-09-24_20h45_05

音量差を耳で確認するのは困難だと思います。
かなりアグレッシブな設定ですね。

次は「∞:1」

∞:1の場合

「∞:1」とはTHRESHOLDを超えないようにするパラメータで、別名「リミッター」と呼びます。
THRESHOLDが-10dbならそれ以上の音量は出ません。
使うエフェクターをリミッターに変えてやってみましょう。


2017-09-24_20h52_12

波形を見ます。
2017-09-24_20h53_34

音量差はなくなりました。


おわりに

コンプレッサーは、設定しだいで音が不自然になりがちです。
また、その不自然さにも気づきにくかったりします。
数字は単なる目安と捉えて、バイパススイッチをオンオフし、加工前と聞き比べながら設定しましょう。

次はAttackパラメーターの解説をします。

じゃ