Cubaseはオートメーションの記録モードがいくつかあります。
つかいこなすととても便利なので、覚えましょう。
”F6”で”オートメーションパネル”を開き”Fill”と書かれた欄でモードを変更します。
2018-05-05_18h31_09


実際によくつかうのはLoopモードだけです。


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To Punchモード 使用頻度”低”

To Punchモードを解説します。
デフォルトの状態で、以下の画像のようにフェーダーを動かしたとします。
2018-05-05_18h36_53

これを、To Punchをオンにした状態で記録すると以下の画像のようになります。
2018-05-05_18h33_27

マウスをクリックした地点(記録開始)”からマウスを放した位置(記録終了)”の値が
統一されるので、上の画像のようになります。

正直あまり使いません。



To Start 使用頻度”低”

To Startについて解説します。
デフォルト状態で、下の画像のようにフェーダーを動かしたときに
2018-05-05_18h36_53

下記の画像のようになります。

2018-05-05_18h45_58

マウスを放した位置(記録終了)”からプロジェクトのスタート地点の値が
統一されます

あまり使いません。



To End 使用頻度”低”

To Endの解説です。
To Startの逆バージョンかと思いますが、厳密には違います。
”マウスを離した地点”から”プロジェクトの終わり”まで値が統一されます。
が、画像のように、その経緯も記録されます。
2018-05-05_18h51_17

To Startの逆バージョンとして扱いたい場合は
下記のように”To End”と”To Punch”を一緒に選択する必要があります。
2018-05-05_18h55_08

これもあまり使いません。




Loop 使用頻度”高”

Loopモードについて解説します。
Loopモードは”ループ範囲内記録終了時”の値に統一します。
2018-05-05_18h58_58

しかし、注意が必要です。

オートメーションが”空”の状態で入力すると、下記の画像のように
実質”To End”状態で記録されます。
2018-05-05_19h08_20

ですので、事前に現在の値を記録しておく必要があります。
2018-05-05_19h08_58



Gaps 使用頻度”使わない”

Gapsですが、普通は使わないので無視しましょう。



おすすめの使い方

長いので、動画にしました。


  1. まず、フェーダーを動かさないように一度クリックします。
    2018-05-05_19h27_19
  2. すると、両端に1点ずつ記録されます。
    2018-05-05_19h28_25
  3. この状態でフェーダーを動かすと、ループ間のオートメーション調整が楽です。
    2018-05-05_19h29_45


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おわりに

動画増やそうかな