わたしは普段、動画に音をつける仕事をメインにしています。
そんな中、CubaseやNuendoで時々読み込めない動画があったので
どのような形式の動画が読みこめないのか
”Adobe Premiere Pro”を使って
複数のパターンで動画を書き出し検証してみました。
ポイントになったのは”ピクセルアスペクト比”です。
注)検証環境はWindows7です。MacやWin8以降はその限りではありません。
ちなみに、Macは全部読めました。
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正方形ピクセルしか読み込めない
色々検証した結果、確実に読めたのは
正方形ピクセルの動画だけでした。
- D1/DV NTSC
- D1/DV NTSC ワイドスクリーン
- D1/DV PAL
- D1/DV PAL ワイドスクリーン
- アナモルフィック 2:1
- HD アナモルフィック 1080
- DVCPRO HD
上記の設定で書き出した動画は、下記の画像のようにすべて読み込むことができませんでした。
読めるように変換するには
読み込めない動画がある場合、わたしはpremiereにて
正方形ピクセルに再エンコードをします。
また、steinberg公式には”Apple ProRes”が推奨コーデックと記載があるので
Apple ProResのコーデックで再エンコードできれば
フリーソフトなどでも変換可能かと思われます。
有名かつ、高機能なのは”xmedia recode”でしょうか。
下記の設定で、読み込める形式に変換できました。
しかし、動画によっては映像が乱れたりすることもあったので
失敗する可能性もあるかもしれません。
変換が難しいばあい
正直に動画製作者に「読み込めません」と言いましょう。
最終的な媒体がなんであっても、音声制作の現場は
少しぐらい縦や横に動画が伸びても支障はありませんので
読み込める形式で再書き出ししてもらうのが一番いいです。
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最後に
DAWの映像関連はOS依存です。
おそらくWin10ならはすべて読めるのでは?と考えていますし、
Macならば今回検証した動画はすべて読み込めました。
Win7でがんばってる場合じゃないですね。