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創作活動において重要なことは、漫画でも音楽でも、ブログでも、とにかくなんにでも共通しています。その道ウン10年の大御所の方にお話を伺うと、人それぞれではありますが大変ロジカルに道筋を立てて、日々作品を生み出していると語ります。 人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の作者である「荒木飛呂彦」先生が、自身の漫画の描き方を一冊の本にまとめてくださいました。宝です。クリエイター全員の宝ですので必ず読んでおきましょう。

「予告」


「とにかくイントロが大事だ」これは売れている人ほどいいます。大事なのはわかるけどどうしたらいいかわかないよね。荒木先生は見事な答えを出していますよ。僕はもう鵜呑みにしてます。

最初の1ページで、その漫画がどんな内容なのかという予告を、必ず描くようにしています。たとえば戦争についての漫画でしたら、それが「兵士と家族の感動」を表現するのか、あるいは「反戦」がテーマなのか、それとも単純に「戦場のバトル」を描くのか、まず予告しなければなりません。読者は、いったいどういう漫画なのかという方向性を早く知りたいのですから、いつまでたってもどんな漫画なのかわからないコマが続いたら、「もういいや」とやめてしまうでしょう。

どうですか?音楽も一緒ですよー!イントロを聞いただけで「この手の曲キライ」って飛ばされる、それはある意味OKなんです。その人の好みではないと、しっかり提示できていますからね。問題なのは「よくわかんない」ですよ。あぁ、僕も苦手なんだよな・・・。
漫画で言う「最初の1ページ」をどうやって作っているか?実は、この本を読んでから、目にするもの、耳にするもの全てにアンテナを張っています。それで気づいた事があるんですよ。

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TV番組もそんな風に作ってあった


たとえば20時から始まるバラエティー番組ですが、大体19時58分あたりに短い予告が入りますよね?あの予告って番組全体を通しての予告も含みつつ、次のCMまでの内容の予告になってるんです。
「ゲストの大物女優の私生活は?! その女優のおすすめのお店 最近はまっている事 その後さらにBIGゲスト登場!!」みたいに。
そして一旦、CMで途切れる直前の予告で、また次のチャプターの予告が入る。
確かに、一度予告されると気になりますもんね。「BIGゲストって誰なんだい」と時間があれば最後まで見たいさそりゃ。
いやー、そんな風にして世の中見ると賢い人多いんだなーなんて思いますよまったく。

話を荒木先生の本に戻します。

「黄金の道を歩む」


荒木先生は「王道を知り、その黄金の道を歩む意識を持ってほしい」と言い、そのためには「地図」が必要だとおっしゃっています。

地図も基本的な知識も持たずに山に登ったら、むやみにあきこち歩き回ることになります。その場合、頂上にたどり着く確立は非常に低くなりますし、道をはずれたままで戻れなくなってしまうことや、時には遭難してしまう危険もあるのです。この本に書かれている「黄金の道」は、「王道漫画」にたどりつく道標となるでしょう。

いやーすばらしい。何が素晴らしいかってその道標が漫画だけに限定されていない点ですね。音楽にもガンガン共通します。

とにかくおすすめ。ってか必読


絶対読むべきです。これほどわかりやすく解説された地図はめったにありません。違うジャンルの人は「漫画に例えて書かれてる」と思えば自分のジャンルに応用しやすいでしょう。

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おわりに


最後のあたりとか荒木先生の「熱さ」に感動して泣いちゃったもんね、ほんとに。泣くような内容ではないはずなんだけど、クリエイターの心にジーンと響く、力強く、背中を押される本です。

以上、読書感想文でした。
じゃ