難しい本はきらいです。読んで、勉強した気にはなるけど身についたためしがないものなぁ。僕のような学のない人間用に、とても簡単な本があって、非常に理解しやすかったので紹介します。

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お子様むけ

この本は小学五、六年生から中学生のかたで、はじめて和声の勉強をされる方々のために、書いたものです。

子供のための本なんですね。学のない人間のためではないんですね・・。でも、ありがたいです。そもそも音楽ばっかりやってきた人間にはその程度の学力しかありません。いや、僕の話ですよ。


読みやすい点

  • 字が大きい
  • 漢字が少ない
  • 難しい日本語が少ない
  • ふりがながふってある
  • 専門用語はしっかり大人用

僕、すごくバカっぽく見えますか?実際そうなんですけどね。
重要なのは2点です。「ふりがな」と「専門用語はそのまま」な点です。後者は、あとで難しい本を読んだときに、覚えなおすのは大変ですからね、作者の方すごくやさしい。

「ふりがな」は独学でサラッと学びたい人には必須です。たとえば「4・6の和音」や「属7の和音」です。普通になんて読むか迷うでしょ?一般的ではないサウンドで覚えると後が大変さ。
ちなみに「しろくのわおん」、「ぞくしちのわおん」って言います。

他にも、どれぐらい分かりやすいか例を出しますね。

音の省略


・音を省くことを、省略といいます。
・和音の中のどの音かを省かなければならない時は、必ず五音を省きます。

「省略」の説明まで入っています。いいですね。難しい本だと「ご存知!」的に使われる言葉でも、非常に丁寧な説明が付いています。

読みやすいだけじゃなく、分かりやすい方法で解説してくれます。

和声学を学ぶには、はじめに主要三和音の四音の連結を(三和音の中の、どの音か一つ重ねて、四音にして)練習するのが、わかりやすいのです。

たとえば、ドミソの下に一個付け足して「ド、ド、ミ、ソ」って事です。Ⅰ-Ⅴ-Ⅰの流れだと下記のような感じですかね。

   
ソプラノ
アルト
テノール
バス (Oct下)

和音の連結に関しても簡単な日本語で書かれています。

和音の連結

A、お互いの和音に共通音があるとき。

1.共通音を結ぶ
2.その他の音は、できるだけ近くへ。
3.音の流れ(進み方)に、平行八度や平行五度が出来ないようにする。


「平行八度」と「平行五度」がご存知!的に出てきましたね・・・。八度、或いは五度の音程で平行に動いてる箇所があるとバツをつけられますよってことなんだけど・・・。例えば

ソプラノ
アルト
テノール ド*1 ソ*2
バス (Oct下) ド*1 ソ*2

「*1」のテノールとバスの「ド」の音は、オクターブで重なっているので、八度の音程があります。次の音である「*2」の箇所も、テノール、バスともにオクターブで重なった八度の音程である「ソとソ」です。八度で平行に移動しているので、コレを平行八度と呼んで、禁止されています。バツです。


ソプラノ ソ*1 レ*2
アルト
テノール ド*1 ソ*2
バス

「*1」箇所は「ド」と「ソ」で五度の関係です。「*2」は「ソ」と「レ」で同じく五度の関係です。こちらは平行に五度動いているので、「平行五度」と呼ばれ禁止されています。

なんで禁止されているか?ですが、聴いてて気持ち悪いからです。でも、ポップスではこーゆー事平気でします。多用します。聴いててそっちの方がいいからです。

書くの疲れてきちゃった・・・。

声音の自然な流れ

ドは、レに進むのが良く
レは、ミかドのどちらに進んでも良く
ミは、レに進むのがいい
ファは、どうしてもミに進みたい音である
ラは、ソへ
シは、ドに進むのが自然です

あくまで性質の話しですよ、一応頭に入れとくといいです。

もーやめた。

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まとめ

ポップスの人でも、知っていたほうがいいよって程度のことは載っていますし、学べます。まず最初に「小学生用」っていう煽りがあるんで、投げ出すわけにゃいかないでしょうよ。

ちなみに、久しぶりに本を開いてみたらゴリゴリに書き込んであって驚きました。昔の俺、結構頑張ってんじゃん。小学生用だけど。

ってなわけでおすすめでしたー。