Cubaseの機能「サイクルマーカーの書き出し」について説明します。


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サイクルマーカー毎に個別に書き出せる

たとえば、下記のようなプロジェクトがあったとします。
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サイクルマーカーが1~4番までありますが、「サイクルマーカーの書き出し」機能を使うと
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一度の書き出しで、1~4番のそれぞれの範囲で、個別にファイルを書き出す事ができます。

通常の音楽制作ではあまり需要はないかもしれませんが、用途によっては
すごく便利です。


動画の音声編集に向いた機能だ

たとえば、下記の画像のようにひとつのプロジェクトに複数の動画ファイルを並べることは
よくあることだと思います。

2017-09-05_18h50_02

この場合、動画それぞれの長さと同じ範囲に、サイクルマーカーを設定しておけば
1~4の動画の音声が一度の操作で書き出せます。

何度も書き出す手間がないので、作業が非常に早いです。
しかし、サイクルマーカーを打つのが少し面倒です。
マクロで簡単に打てるように組みましょう。


マクロで簡単にサイクルマーカーを打つ

このマクロは、選択したイベントの長さに合わせてサイクルマーカーを打てます。
スピードアップになるので、よく使う人は組んでおきましょう。

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これを組んでショートカット登録しておけば、

  • 動画1を選択して
    2017-09-05_18h51_58
  • ショートカットを押すと即座にマーカーが打たれる
    2017-09-05_18h52_31

マーカー挿入後は、次のイベントを選択するように組んでますので
あとはショートカットを連打するだけです。ぜひ活用しましょう。

マクロの組み方がわからない人は、以下の記事を読むか他でググってください。

[Cubase]マクロ機能を使いこなす。


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おわりに

Cubaseのマクロ機能は、覚えると無敵感を味わえます。
ぜひ覚えましょう。

じゃ