Cubaseはミキサー設定を保存できます。
つまり、AミックスとBミックスを聞き比べたり
自前ミックスとパラアウト用のミックスを瞬時に切り替えられます。
便利なので覚えましょう

↓動画


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”選択チャンネルを保存”を使う


まず最初に、保存したいトラックを選択します。
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次に、ミックスコンソール画面の右上にあるプルダウンメニューを開きます。
2018-09-07_15h07_14


”選択チャンネルを保存”を実行します。
2018-09-07_15h10_18


わかりやすい名前をつけて保存します。
2018-09-07_15h12_15
保存場所はプロジェクトと同じフォルダーにした方がいいです。

これで保存ができました。



保存データを読み込んで元に戻す


先ほど保存したミキサーを”Mix_A”として、現在の状態を”Mix_B”とします。
2018-09-07_15h14_59


読み込みたいチャンネルを選択します。
2018-09-07_15h19_14


先ほどと同じように、右上のプルダウンメニューから”選択チャンネルを読み込み”を実行します。
2018-09-07_15h21_05


先ほど保存した”Mix_A”を開きます。
2018-09-07_15h22_17


すぐに切り替わります。
2018-09-07_15h23_45

すごいね

パラアウト前にミキサーをリセットしたいときに、事前に保存しておくと
すごくいいね。
[Cubase]ミキサー全チャンネルを一発で初期化

あとは、ミックス後半で「なんか違うな...」となって
最初からやり直すとか。
A/Bで聞き比べられるから判断もしやすいよ。
[Cubase]キューミックスを作ってリファレンス曲と聞き比べよう


Undoもできる


A/Bチェックしたかったのに、Bを保存するの忘れてた!
なんて事はよくあります。
心配しなくてもUndoで元に戻せるので、あわてずに対処しましょう。
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プラグイン情報も保存できる


もちろん、フェーダーだけじゃなく、プラグインやセンドなどの設定も
保存/読み込みできます。

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注意点


”選択チャンネルを保存/読み込み”とあるように、
チャンネルを選択する必要があります。
選択し忘れのミスは頻発するので気をつけましょう。
Undoできるので大丈夫です。


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おわりに


これ、専門的にはSnapShotのReCall(スナップショットのリコール)
という言い方をします。
もし、他のDAWでも同じ事をしたい場合は
StudioOne Snapshotなどでgoogle検索するといい感じのhow toが見つかるかもしれません。

プロフェッショナルな立場の人にこそ需要がある使い方です。
知らない人がいたらどんどん教えてあげましょう。