Cubase10が発売されましたね。
DAWのアップデートの際に一番手間がかかるのが
旧バージョンからのショートカットなどの移行だと思います。
すごく簡単に一気にできるから紹介します。
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プロファイルマネージャーを使う
Cubaseにはプロファイルマネージャーという機能があります。
Cubase上の様々な設定を保存して、切り替えたりできます。
以下がプロファイルマネージャーで移行できる設定です。
環境設定
すべてのウィンドウのツールバー設定
グローバルワークスペース
トラックコントロールの設定
トラックコントロールのプリセット
入出力バスのプリセット
プラグインコレクション
クオンタイズプリセット
クロスフェードプリセット
キーボードショートカット
一個ずつ処理すると大変なので、一括でできてしまうのはすばらしいです。
ではやり方を。
旧バージョンのCubaseを立ち上げる
Cubase9.5→Cubase10を例として扱います。
まず、移行元となる旧バージョンのCubaseを立ち上げます。
- ”ファイル”→”プロファイルマネージャー”を開きます。
- チェックマークがついてるプロファイルを選択して白くする。
- 書き出しを実行
- わかりやすい場所にわかりやすい名前をつけて保存する
保存したファイルがこちら - 次に移行先のCubaseを開きます(今回はCubase10)
- ”編集”→”プロファイルマネージャー”を開きます。(Cubase9とは場所が違うので注意)
- ”読み込み”を実行します。
先ほど書き出したファイルを読み込みましょう。 - 読み込みが完了すると、右欄に読み込んだファイル名が表示されますので、それを選択して
”プロファイルを有効化”を実行しましょう。 - あとは、Cubaseを再起動すれば、設定は引き継がれます。
移行できているか確認
せっせと作ったマクロも移行されていますし、保存したショートカットなども丸ごと移行できています。
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おわりに
どんどん進化していくDAWソフトですが、移行の手間をここまで減らしてくれるのは
さすがの一言です。
せっかくなので活用しましょう。