Cubase10が発売されましたね。
DAWのアップデートの際に一番手間がかかるのが
旧バージョンからのショートカットなどの移行だと思います。
すごく簡単に一気にできるから紹介します。


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プロファイルマネージャーを使う

Cubaseにはプロファイルマネージャーという機能があります。
Cubase上の様々な設定を保存して、切り替えたりできます。
以下がプロファイルマネージャーで移行できる設定です。

  • 環境設定

  • すべてのウィンドウのツールバー設定

  • グローバルワークスペース

  • トラックコントロールの設定

  • トラックコントロールのプリセット

  • 入出力バスのプリセット

  • プラグインコレクション

  • クオンタイズプリセット

  • クロスフェードプリセット

  • キーボードショートカット


一個ずつ処理すると大変なので、一括でできてしまうのはすばらしいです。

ではやり方を。


旧バージョンのCubaseを立ち上げる

Cubase9.5→Cubase10を例として扱います。

まず、移行元となる旧バージョンのCubaseを立ち上げます。

  1. ”ファイル”→”プロファイルマネージャー”を開きます。
    2018-11-15_17h58_34
  2. チェックマークがついてるプロファイルを選択して白くする。
    2018-11-16_11h19_38

  3. 書き出しを実行
    2018-11-16_11h20_55
  4. わかりやすい場所にわかりやすい名前をつけて保存する
    2018-11-15_17h59_27
    保存したファイルがこちら
    2018-11-15_18h00_50
  5. 次に移行先のCubaseを開きます(今回はCubase10)
  6. ”編集”→”プロファイルマネージャー”を開きます。(Cubase9とは場所が違うので注意)
    2018-11-15_18h11_11
  7. ”読み込み”を実行します。
    先ほど書き出したファイルを読み込みましょう。

    2018-11-15_18h11_31
  8. 読み込みが完了すると、右欄に読み込んだファイル名が表示されますので、それを選択して
    ”プロファイルを有効化”を実行しましょう。

    2018-11-15_18h11_59
  9. あとは、Cubaseを再起動すれば、設定は引き継がれます。
    2018-11-15_18h12_11



移行できているか確認

2018-11-15_18h15_46

せっせと作ったマクロも移行されていますし、保存したショートカットなども丸ごと移行できています。



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おわりに

どんどん進化していくDAWソフトですが、移行の手間をここまで減らしてくれるのは
さすがの一言です。
せっかくなので活用しましょう。