以前にステレオトラックをモノにする方法を記事にしました。
[Cubase]ステレオファイルを2つに分けるいくつかの方法
しかし、Cubase10以降(*1)は公式の機能で対応しましたので
それを使いましょう。
また、トラック変換でおこるミスも記載したのでそれも読んでおいてください。
トラックの変換がグレーアウトして実行できない
(*1 当方で確認したのがCubase10以降です。もしかしたら8とか9以降かもしれません。
ステレオトラック(それ以上のマルチトラックも)をモノトラックに変更するコマンドは
上記の箇所にあります。
実行すると、”ダイアログ”が開きますが、いったんそのまま”OK”してください。
すると、すぐに変換が完了して
ステレオの”元トラック”から
”Lチャンネルトラック”
”Rチャンネルトラック”
と二つのmonoトラックが作成されます。
ようやくの実装ですね。ありがとう公式!
便利!
”モノラルをマルチチャンネルに”というコマンドもあります。
この機能の注意点は”1チャンネルのファイルを2チャンネルのステレオにする機能ではない”という点です。
画像で見るとわかりやすいです。↓
上記のような場合は”モノラルをステレオには変換出来ません”
ステレオに変換する場合”モノラルトラックは2つ必要”です。
なので、下記のようにトラックの複製などをして
モノラルトラックを2つ用意したあとに”トラックの変換”を行う必要があります。
そもそも、モノをステレオに変換する需要があるのか?と
疑問に思う方もいると思います。
音楽業界は少ないと思いますが、映像業界は”OMF”のやり取りが頻繁に行われます。
俗に言う”MA”とか”ポストプロダクション”などと言ったりします。
その際、OMFをインポートすると、元がステレオでもモノラルに分割されてしまします。
上記の画像のように、本来はステレオトラック2本でも
インポート後はモノラルトラック4本になってしまいます。
こんなときに、”トラックの変換”を使うと、モノラルトラックがステレオにまとめられるので
作業がスムーズになります。
「モノをステレオにしたいってどんな状況?」と思った方々
おそらくこの状況を想定した機能です。
モノラルトラックをステレオに変換する場合、1点注意すべき事があります。
下記の2枚の画像ですが、モノラルトラックが2つあるように見えます。
”トラックの変換”でステレオにまとめられそうですが、
コマンドがグレーアウトして実行できません。
なぜグレーアウトするかというと、ファイルはモノラルなのですが
ステレオトラックに格納されているからです。
下記の画像の赤枠内を見てください。
○が2つ並んでいるのがステレオトラックで
○が1つなのがモノラルトラックです。
先ほどの画像では、ファイルはモノラルでしたが、トラック自体がステレオであったため
”トラックの変換”がグレーアウトして実行できない状態になっていたということです。
忙しいときに限ってハマるので覚えておくと良いです。
マルチチャンネルとは、5.1chなどのサラウンドファイルが代表です。
これも、マルチ→モノ モノ→マルチ と両方できますので
頭の片隅においといてください。
余談ですが、マルチチャンネルファイルは読み込みのときにモノラルに分割する事が可能です。
以前からある機能です。覚えておくとトラブルに強くなるかもしれません。
[Cubase]マルチチャンネルファイルの書き出しと読み込み
多分ないと思いますが、YouTubeがサラウンドに対応したら
マルチチャンネルに対応する必要が増えると思います。
そんなときのために覚えておくといいかもね。多分ないけど。
[Cubase]ステレオファイルを2つに分けるいくつかの方法
しかし、Cubase10以降(*1)は公式の機能で対応しましたので
それを使いましょう。
また、トラック変換でおこるミスも記載したのでそれも読んでおいてください。
トラックの変換がグレーアウトして実行できない
(*1 当方で確認したのがCubase10以降です。もしかしたら8とか9以降かもしれません。
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トラックの変換
- プロジェクト
- トラックの変換
- マルチチャンネルをモノラルに
ステレオトラック(それ以上のマルチトラックも)をモノトラックに変更するコマンドは
上記の箇所にあります。
実行すると、”ダイアログ”が開きますが、いったんそのまま”OK”してください。
すると、すぐに変換が完了して
ステレオの”元トラック”から
”Lチャンネルトラック”
”Rチャンネルトラック”
と二つのmonoトラックが作成されます。
ようやくの実装ですね。ありがとう公式!
便利!
モノラルをステレオに
”モノラルをマルチチャンネルに”というコマンドもあります。
この機能の注意点は”1チャンネルのファイルを2チャンネルのステレオにする機能ではない”という点です。
画像で見るとわかりやすいです。↓
上記のような場合は”モノラルをステレオには変換出来ません”
ステレオに変換する場合”モノラルトラックは2つ必要”です。
なので、下記のようにトラックの複製などをして
モノラルトラックを2つ用意したあとに”トラックの変換”を行う必要があります。
そもそも、モノをステレオに変換する需要があるのか?と
疑問に思う方もいると思います。
OMFのやりとりに便利な機能だ
音楽業界は少ないと思いますが、映像業界は”OMF”のやり取りが頻繁に行われます。
俗に言う”MA”とか”ポストプロダクション”などと言ったりします。
その際、OMFをインポートすると、元がステレオでもモノラルに分割されてしまします。
上記の画像のように、本来はステレオトラック2本でも
インポート後はモノラルトラック4本になってしまいます。
こんなときに、”トラックの変換”を使うと、モノラルトラックがステレオにまとめられるので
作業がスムーズになります。
「モノをステレオにしたいってどんな状況?」と思った方々
おそらくこの状況を想定した機能です。
モノラルトラックをステレオに変換する場合、1点注意すべき事があります。
トラックがステレオだと変換出来ない
下記の2枚の画像ですが、モノラルトラックが2つあるように見えます。
”トラックの変換”でステレオにまとめられそうですが、
コマンドがグレーアウトして実行できません。
なぜグレーアウトするかというと、ファイルはモノラルなのですが
ステレオトラックに格納されているからです。
下記の画像の赤枠内を見てください。
○が2つ並んでいるのがステレオトラックで
○が1つなのがモノラルトラックです。
先ほどの画像では、ファイルはモノラルでしたが、トラック自体がステレオであったため
”トラックの変換”がグレーアウトして実行できない状態になっていたということです。
忙しいときに限ってハマるので覚えておくと良いです。
マルチチャンネルにも対応
マルチチャンネルとは、5.1chなどのサラウンドファイルが代表です。
これも、マルチ→モノ モノ→マルチ と両方できますので
頭の片隅においといてください。
余談ですが、マルチチャンネルファイルは読み込みのときにモノラルに分割する事が可能です。
以前からある機能です。覚えておくとトラブルに強くなるかもしれません。
[Cubase]マルチチャンネルファイルの書き出しと読み込み
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おわりに
多分ないと思いますが、YouTubeがサラウンドに対応したら
マルチチャンネルに対応する必要が増えると思います。
そんなときのために覚えておくといいかもね。多分ないけど。
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