初めてCubaseに触れたのは、 確か2002年か2003年あたりで、 私は高校生でした(当時はCubase SXだったと思う)。
今は映像関連の音響エンジニアをしていますので、 メインDAWはNuendoに変わりましたが、 中身はほぼ一緒なのでCubase歴20年弱と言ってもいいはずです。
今回は、長いCubaseの歴史の中で埋もれてしまった 「マイナーすぎる機能」に光を当てたいと思います。
「誰も知らない」と大げさに書きましたが、 タイトルなので多少のアレは許してください。
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ロケーターの左右を逆にすると間をスキップできる
お馴染みの”左右ロケーター”ですが、 パンチインやアウト、 書き出し範囲の再生からループの範囲指定などが主な機能です。
ループ再生をオンにして 左のロケーターを後ろ、右のロケーターを前に、と ロケーターの前後を逆にしてみてください。
色がオレンジに変わります。
この状態で再生すると、ロケーターで指定したオレンジ色の部分がスキップされます。
Gifです↓
以前、Twitterに動画付きで投稿しました。興味があったら再生してみてください。
Cubaseってロケーターの前後逆にすると、その間すっ飛ばせるのだが知れ渡っているのかな pic.twitter.com/aCMFmu3dk2
— 熊谷まさひろ (@kumagaimashairo) December 11, 2018
便利な機能か?と聞かれると困りますね。
プラグインエフェクトを一気に消す
上の画像の矢印の箇所です。 ラックとラックの”隙間”を右クリックすると、ダイアログが表示されます。
”削除”という項目があるので、 実行するとインサートラックにある全てのプラグインが消えます。
”隙間”を狙うのが絶妙に難しいですし、必要性をあまり感じない機能です。 また、”削除”を実行しても消えなかったりするので不安定です。
どうですか?役に立ちそうですか?
10以降のマーカーへショートカットで飛ぶ
Cubaseのマーカーですが、9番までしかショートカットでジャンプできなく困ってませんか?
実はショートカットが用意されているので、アサインをすると100番でも1000番でも飛べます。
例えば、”マーカーXへ”に「V」を割り当てて パソコンのキーボードで「V 110」とキーを打つと110番のマーカーへ飛べます。
詳しくは以前に書いた記事をご覧ください。↓
[Cubase]10番以降のマーカーへショートカットで移動
便利そうでしょ?あまり使いませんけどね。
プール内のファイルはコピペ出来る
↑「commandの間違いです。」
プール内部にあるファイルは、Windowsならエクスプローラーのフォルダに、MacならFinderのフォルダに 直接貼り付ける事ができます。
個人的に一番好きな機能です。音楽制作がメインの人には必要ないでしょうね。
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以上です
出来るだけ役に立たなそうな機能を集めてみました。 楽しんでいただけたら幸いです。