VUメーターを作りました。 ”Sifam”のメーターなのでプロ用の品質に近いと思います。
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前置きが少し長くなりますが、ちゃんと読んでください。 じゃないと勘違いします。
私は音響エンジニアをしていますが、 電子工作に関する知識はほぼありません。
そんな私が、なんとか1台作る事ができたのは ネット上に電子工作の知識を載せてくださった先人たちのおかげです。
自分自身のブログ上で恐縮なのですが、最大限の感謝を送ります。 ありがとうございました。
↑勝手にリンクを貼りました。ご迷惑でしたら消します。
このあと、基板の写真などを載せますが、内容の質問されても ほとんど答えられません(わからないから)
ただ、ちゃんと動く基板なので、 詳しい人ならこれを元に制作が可能かもしれませんし 回路図に書き起こすことも可能かもしれません。
以後に載せる写真は、 ネットの拾い物として使っていただいても構いませんが 基板の写真を載せちゃまずいルールがあるなら速攻で消します。
実はほとんど作ってない
一生懸命勉強して、何度もトライしていたのですが ある日”メルカリ”に、配線したらそのまま動きそうなVUメーター(基盤つき)が出品されていまして・・・。
それを購入したのち、自分の使用環境に合うように ”可変抵抗”などを交換して「完成」としました。
ちゃんと動く
先に画像をあげましたが、DAW上で「-20db 1khlzの正弦波」を出力し 「0VU」で動作しています。
もちろん、可変抵抗を交換したのでそれ以外のレベルに調整することも可能です。
正面に見えるつまみで、「-10db〜-20db」の範囲で調整しようと思ったのですが 2連ボリュームの左右のギャップが強く、実用は無理でした。 レベルを変える場合は、オーディオインターフェイスの方で増減しています。
たぶんサウンドクラフトのもの
恐らくは、サウンドクラフトの卓についていたメーターを外したものが メルカリに出品されていたんだと思います。
基盤の写真
使ったVUメーターの基板です。 当時のメモ書きがそのままです。間違っているかもしれません。
念のために書きますが、1ch分の写真だけ貼っています。 実際にはLRの2チャンネル分あるので、もう一つ同じ基盤があります。
基盤の反対側です。
光で透かして、見やすくしたのちに、それぞれのパーツの値を調べてメモしたものです。
右上の「VR1」は可変抵抗で、微調整用に取り付けられたものだと思います。
先にも書きましたが、わたしはこのVR1を別のものに交換して、 「微調整用」ではなく、プラマイ10db程度の調整を出来るようにしました。 配線を伸ばして躯体の裏側から調整できるようにしています(正面のものとは別)。VUメーター外観
裏側の写真は紛失しました。正面の画像だけです。「AL29」と小さく書かれています。黒いパネルは使わないので捨てました。
メーター内部のごみ
片方だけ動きが悪かったので内部を見てみました。
内部の磁石の部分に”鉄粉”がびっしりとついていたのが原因でした。 エアダスターは危険なので、細い棒でちまちま取り除きました。
取り除いたゴミです。 VUメーターのまともな写真は以上です。 あとは、製作時に使った通販サイトや注意点などを書きます。パーツ購入場所
電子部品やアルミケースはほとんど「マルツオンライン」で買いました。 なんでも揃ってるので助かりますね。金属加工はやめておけ
金属加工の道具はAmazonで買いました。 金属加工のために穴あけ用のパンチやオイルなども買いましたが、 それ以降は一度も使っていません。すごく大変だったから2度とやりたくない
ケースの販売メーカーは、穴あけ加工もしてくれます。
何台も作る予定が確実にあるならば、道具を買ってもいいですが
それ以外ならば、絶対に業者に頼んだ方が安上がりです。
買ったもののリンク
他にもありましたが、忘れました。
買ってはいけないもの
スタジオクオリティ並みを目指すならば、 Amazonに売っているVUメーター単体は買ってはいけません。 あれじゃないです。あれじゃだめです。
あと、秋月電子さんのVUもコレジャナイです。
ちゃんと「Sifam」とか「YAMAKI」のものを買いましょう。 作るのが目的なら中古でもいいですが、実際に使うなら絶対新品を買ってください。おわりに
なんの説明、解説もできなくて面目ないのですが 誰かの役に立てれば幸いです。
そんなに悪くない情報だったと思っています。
ちなみに、私は2台目は作りません。 必要ならば、新品の完成品を買います(調べた結果リセールバリューが良い)。
最後に、その他の写真を貼って終わりにします。