今回は”タイムストレッチ”に関しての記事です。

Cubaseにはオーディオファイルの再生スピードを変える ”タイムストレッチ”という機能があります。

このタイムストレッチを使って オーディオイベントの再生速度をかえるのですが、 変えたあとに元に戻す方法が微妙にわかりにくいです。

「そこかよ」って場所にコマンドがあるので紹介します。

矢印ツールでのタイムストレッチ

Cubaseタイムストレッチ1

今回は、この矢印ツールで変更した長さを元に戻す方法です。

Cubaseタイムストレッチ3.png

オーディオストレッチを取り消し

Cubaseオーディオストレッチを取り消し

  1. Audio
  2. リアルタイム処理
  3. オーディオストレッチを取り消し

上記のコマンドを実行すれば編集前のサイズに戻ります。

Cubadseオーディオストレッチを戻す2

結構前から探してたんですけど、ここにあったんですね。 覚えておきましょう。

ついでに、他のタイムストレッチの方法を紹介します。

もうひとつのタイムストレッチ

タイムストレッチの方法はまだあります。

Cubaseオーディオのタイムストレッチ


  1. Audio
  2. 処理
  3. タイムストレッチ

こちらのタイムストレッチを実行すると、”ダイアログ”が表示され タイムストレッチの加減を”比率”で指定することができます。

ダイレクトオフラインプロセシング loop

矢印ツールでのタイムストレッチは、グリッドに合わせた調整がしやすいのですが ”2倍の速さ”とか、”1/2の速さ”などの調整が難しいです。

こちらは”比率”で調整できるため、2倍でも1/2でも、簡単かつ確実に変更できます。

ダイレクトオフラインプロセシング fix D

どちらの方法も一長一短あるので、使い分けができると楽です。


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おわりに

タイムストレッチするだけなのに、方法がいくつかあるのは奇妙です。 しかし、古い機能を削除せず、新しい機能と混在させてるのが Cubaseのいいところなので、なんとか使いこなしましょう。