YouTubeに動画投稿してますか? 私もたまにやってます。
もしも「撮影トラブルランキング」があったら、 音声不良はランキングの上位に入るでしょう。 音声専門の技術スタッフという職業が成立するほどに、 音声収録はデリケートでトラブルが多いものです。
私の専門は編集や調整で、ロケが専門ではありませんが、 トラブル回避のためにいくつかアドバイス出来るので書いておきます。
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直前のテストは必ず行え
ピンマイクやガンマイクを使うなら、ちゃんと接続して 本番さながらの状態で「あっあー てすてす」とテスト撮影してください。
そして、それをその場で必ず”聞いて確認”してください。
これだけでほとんどのトラブルを防げます。めんどくさいけど、1日のロケが全て無駄になる可能性は潰すべきです。
移動を挟んだらもう一度テスト
撮影場所を移動した場合、一番怖いのは移動の衝撃で機材が故障することです。 撮影を再開する前にもテストRecをしましょう。
そして、それを必ず聞いて確認してください。
あと、地味に多いのが「バッテリー切れ」 予備の電池は常に持っておこう
早く気づけば対処なんていくらでもできます。チェック用に遮音性の高いヘッドホンを使う

ロケの場合、周囲の環境音のせいで、カメラスピーカーの音はよく聞こえません。 音割れや音飛びなどの音声不良があっても、 聞き逃してしまうことも少なくありません。
遮音性の高いヘッドホンならば、周囲の音を軽減できるので、ロケ先でのテスト確認に最適です。
用意するのが難しければ、ごく普通のイヤホンでもいいです。ないよりは全然マシです。
サブ機を用意する

サブ機を持つ事はトラブルに対する最善の備えです。 スマホでもいいのですが、音声用に「ICレコーダー」をサブとして用意するといいでしょう。 1万円以下で小型のICレコーダーはサブに最適です。
サブ機で同時録音を行う

メイン機材だけで撮影を進めずに、サブ機でも同時に録音しましょう。
サブ機の録音品質はあまり気にしなくていいです。とにかく「録れてない」を防ぎましょう。 プロはバックアップとして必ず行なっています。
あとで修正出来ると思うな

軽微なノイズならキレイに聞こえるようにできます。 しかし、あとで直せるという気の緩みは、重大なトラブルのもとになり、 取り返しのつかない事態を招きます。
何度も書きますが、直せるのは軽微なノイズだけです。 せっかくのデータをボツにしないために対策をしましょう。
それでも失敗したら?
ココナラとかで探せば格安で修正してくれる人がいるので、 相談してみるといいでしょう。 ぼったくりでも構わないなら私に依頼してもいいですよ。スポンサードリンク