今回はNuendo12に追加された新機能のうちマニアックなものを中心に紹介していきたいと思います。

おもにパワーアップしたロジカルエディタが中心です。

イベントを個別のカラーにする(ロジカルエディタ)

Maker

自動でマーカー個別に色を割り振るのは長年の夢でしたが、Nuendo12のロジカルエディタなら可能です。

以下の設定でロジカルエディタを組みショートカットにでも登録してください。

プロジェクトのロジカルエディター

あとはショートカットキーを押しっぱなしにすればマーカーの色が個別に割り振られます。

1オートメーションを1dbずつ増減する(ロジカルエディタ)

Maker

実は今まで1dbずつステップで増減するコマンドはありませんでした。Nuendo12からはロジカルエディタで可能になります。

もちろん0.1dBや0.5dBでのステップも可能です。夢見たい。

プロジェクトのロジカルエディター

ロジカルエディタの名前の編集が自由になった

Maker

最後の1文字を消したり、先頭の1文字を消したり、連番をふったり・・・。今まで苦労してたのが嘘みたいに簡単になった。

ロジカルエディタで出力(入力)先が変えられるようになった

Maker

ロジカルエディタのトラック操作に出力先(入力も)を変更するコマンドが追加されました。

私にはあまり用途がないけど、頻繁にアウト先を変更する人には重要かも。

複数トラックを選択してフリーズ出来るようになった

Maker

複数トラックを選択して一度にフリーズしてくれる機能がつきました。やっとか・・・。

選択したイベントに合わせてマーカーが挿入できるようになった

Maker

今まではマクロで対処するしかありませんでしたが、Nuendo12からは標準のコマンドで可能になりました。

しかも、イベント名を取得し、マーカー名にする事ができます!!!

これ、ポスプロエンジニアは歓喜ですね。

選択イベントを反転色表示にできるようになった

Maker

今まではハイライト表示するだけでしたが、それが見づらくて本当に困ってました。

Nuendo12からは「選択したイベントの境界線をハイライト」をオフにすると反転色表示されるようになり、非常に見やすくなりました。

微調整のグリッドが独自のグリッドになった

Maker

今までは微調整(Nudge)パレットでの編集はプロジェクトのグリッドに従うしかありませんでしたが、Nuendo12からはその縛りから解放されました。

例えば、「小節の先頭に置いたイベントを10ms前にズラす」といったこともさくっとできちゃいます。

控えめに言っても最高

今回のアプデは控えめに言っても最高でした。神。