古い機種なので中古で安く買えました。
「オートメーション書きやすい!!」ってなるかと思ったら、”バンク問題”にぶちあたり「めんどくせー」となったので、工夫してみました。
以下、FaderPort(上の画像の機種)を例に話をすすめます。
バンク
フィジコンでCubaseを操作するにはMackieプロトコルを使う。
そのMackieプロトコルには”バンク”という概念があって、1つのバンクあたり8つのチャンネルを扱うらしい。
これが結構めんどくさい。
例えばなんだけどFaderPortが"バンク1"の場合、マウスで1〜8チャンネルのどれかを選択すればFaderPortもそれと同期してくれる。
でも、9以降のチャンネルはマウスでクリックしてもFaderPortは反応しない。
9〜16チャンネルはバンク2だから、FaderPort側でバンクを切り替えないといけない。
めんどくさい。
100番目のトラックをFaderPortでコントロールするためには何回もバンクセレクトボタンを押さないといけない。
そんなの無理なので、工夫してみました。
他のトラックを隠す
FaderPortでボリュームをいじりたいトラック以外を非表示にすれば、バンクを切り替えなくても即追従するよ。
全体で数百トラックあっても、上の画像のように表示されているトラックが1つだけなら FaderPoetはその1つのトラックにフォーカスします。
やり方
- "プロジェクトとMixConsoleを同期"にチェックを入れる
- "選択トラックのみを表示"を実行
- 戻るときは"全トラックを表示"を実行する
ロジカルエディタとショートカットでもっと楽に
私はロジカルエディターを組んでキーボードショートカットに登録してます。
この画像の通りに組んでショートカットキーに登録すれば”表示”と”非表示”をキー1つで切り替えられるよ。
バンク問題はプロトコルが原因
FaderPortに限らず、フィジコンをMackieプロトコルで使うときはバンク問題は付き纏います。
↓こいつもCubaseとはMackieプロトコルでつなぐ。
新型のFaderPort↓もMackieプロトコルらしい。
もちろんベリンガーのものもだ。
この作戦は他の機種でも有用!なはず
全部の機種で試したわけじゃないけど、多分大丈夫だと思う。