ロジカルエディタを使うと、複数のトラック名を一気に変更できます。
先に結論を書きました。じゃ冒頭分いきます。
みてくれよこのミキサーの状態
ひどいもんだろ?
解説すると、「BFD3」をパラアウトするために「全出力を有効化」した画面なんだ。なにがひどいかってさ、チャンネル名が楽器名じゃなく「BFD3s01」とかいう番号をふっただけなんだよ。これじゃあ、どこに何の楽器の音が送られているかわからないじゃないか。一個一個ソロにして「これはBD_Out」ってリネームしないといけないんだ。めんどうじゃないか!
解決したから書くよ!
スポンサードリンク
Auto-Assing機能でBFD3をパラアウト状態にする
前に書きましたが、1記事で完結させたいのでもう一度書きます。
実はBFD3の「Auto-Asing機能」ですが、いまいち挙動がよくわかりません。バスドラムからシンバルまではしっかりモノトラックに割り当ててくれるのですが、「Ambi」や「Room」などはBusである「AmbiMix」に送られたり、Stereo2~3に割り当てられたりします。読み込むKitによって違う気がするけど、時間があったら検証します。
Cubaseのパラアウトを有効にする
該当チャンネルを一個ずつ選択していると、結構な時間がかかります。全出力を有効化」した方が早いです。
これで冒頭に載せた頭の痛くなる画像の状態になります。
ロジカルエディターを仕込む
上にも書きましたが、バスドラムからシンバルまでは安定して、いつも同じ出力先に設定されていま す。そこまでは、ロジカルエディターで一括リネームしましょう。
「編集」内の「アクティブプロジェクトのロジカルエディター」を起動します。
下にファイル置くので面倒な人は飛ばしてください。
まず上段を設定します。
「+」をクリックして上段に条件を追加します。
画像のように「メディアの種類」-「すべての種類」と並ぶようにしてください。
以上です。
次は下段です。
- 下段の「+」をクリックして、実行する操作を入力していきます。
- 実行対象を「名前」に、操作を「検索文字列に置き換え」にします。
- パラメーター1に「BFDm01」と入力し、パラメーター2に「BD_In」と入力します。
パラメーター1が対象トラックの名前で、パラメーター2に置き換えたい名前を入力します。上記の場合は「BFD3m01」というトラック名を「BD_In」に変換するという意味です。 - 2番と3番の動作を繰り返して必要な分を作りましょう。
- 機能を「変換」にして、右下の「適用」をクリックします。
- ご覧のように、指定したトラックはリネームされています。
全部作るの大変ですね。一番下に作ったファイル置いとくから、それ使って。
一度仕込んでしまえば、次からは一発でいけますから、作ったら保存するの忘れずにね。
スポンサードリンク
ファイル置いとくよ
ステレオトラックは以下のように変更するよう設定しました。03以降は読み込んだkitによって変わってくるので未設定です。
Stereo Track | |
---|---|
BFD3s01 | Master |
BFD3s02 | OH |
BFD3s03 | - |
BFD3s04 | - |
BFD3s05 | - |
BFD3s06 | - |
BFD3s07 | - |
BFD3s08 | - |
モノトラックは以下のように設定しました。15~16には、kitによって何が割り振られるか分からないので未入力です。
Mono Track | |
---|---|
BFD3m01 | Kick In |
BFD3m02 | Kick Out |
BFD3m03 | Kick Sub |
BFD3m04 | SN Top |
BFD3m05 | SN Bottom |
BFD3m06 | SN Side |
BFD3m07 | Hihat |
BFD3m08 | Floor Tom |
BFD3m09 | Mid Tom |
BFD3m10 | Hight Tom |
BFD3m11 | Crash1 |
BFD3m12 | Cymbal1 |
BFD3m13 | Ride1 |
BFD3m14 | Perc |
BFD3m15 | - |
BFD3m16 | - |
おわりに
ロジカルエディタって便利ですねー。あ、ノークレームノーリターンでお願いします。リネーム前に必ずセーブしてからやってください。